先日「ゲド戦記」の先行上映を観てきた。
本を読まないオイラは原作の存在をパンフ見て知っただけだが、世界のジブリによって映像化された物語を観て共感した事、それは「自分らしくあり続け、強い意志を持って生きる事」の大切さである。
監督を務めた宮崎吾朗氏も物語(ゲド戦記)と現代社会を照らし合わせ言葉を残すように、どこか歪みが生じた世の中の歯がゆい現状をこの作品で見れたような気がする。もっとしっかり生きてみなさいよ!と…。
命の尊さ、存在価値、心の豊かさを求める人々、生きる意味、死と生…断片的な言葉を連ねてみたけども、心を持った人間として生まれ生きていく中で大切なのは「物や権力じゃないんだよ」と…そんな事を改めて教えてくれたような気がする。
綺麗な自然美を描写した場面とテルーの唄声が重なるシーンは泣ける…泣けた。
ナイスゲド。